シーリングワックスはわりといいお値段で、しかもセットになって売られています。失敗するかもしれないのにお試しでやってみるのはちょっと勇気がいって…。1本だけで販売しているお店をみつけたのでやっとこさ購入しました。
やってみた感想は、消しゴムが溶ける心配よりも、シーリングワックスを使うこと自体が初心者の私には難しくて大変でした。
それではワタクシの試行錯誤の奮闘記です。
■用意するもの
・シーリングワックス(ここでは芯ありの棒状のものを使います)
・キャンドル
・水
・ミニ封筒
・消しゴムハンコ(シーリングなので、今回はシーリング風消しゴムはんこを使います)
■シーリングワックスの使い方
まずはシーリングワックスの使い方を習得しなくては!購入した時に、使い方の説明書をいただいたのでそちらをチェック。ふむふむ、押した後にワックスと刻印がはがれにくくなることがあるので押す前に印面に水や石鹸水を少しつけてから押すといいのね。ワンポイントアドバイスも参考にさせていただきます。
1.シーリングワックスに火をつける
今回使うシーリングワックスは芯つきなので直接火をつけます。火つけ用のキャンドルに火を灯し、シーリングワックスに火をつけます。
2.ワックスを落とす
スタンプする部分に溶けたワックスをポタポタ落とします。芯の汚れがワックスにつかないように棒状のワックスは平行か火がやや上になるように傾けて落ちるのを待ちます。
後の失敗例でも書きますが、ワックスに火がついたまま封筒の上に落ちた時にはびっくり!そんな時は慌てずに、ふ~っと吹き消しましょう。
3.少し冷えるまで待つ
少し冷めるまで5~10秒ほど待ちます。
4.消しゴムはんこを上から押す
そのまま押すと剥がれにくくなります。印面に水をつけて押します。消しゴムはんこは印面が柔らかく傷つきやすいので、水をつけて剥がれやすくしておかないと、印面が部分的にワックスに貼りついて消しゴムが欠けてしまうことがあります。消しゴムはんこの印面を守るためにも毎回水をつけてから押しましょう。
ここまでさらっと書きましたが、実は失敗ポイントがたくさんありました。どんな失敗をしてしまったのかを見てみましょう。
失敗その1:ワックスが飛び散ってしまった
溶けたワックスに火がついて、一緒に封筒の上に落ちて燃えているものだからびっくりしてしまって、ワックスを持っている手をへんなところに動かしてしまいました。封筒の上で燃えるワックスは息を吹きかけて消しました。何が起こっても冷静に。ワックスが落ちそうな時は、持っている位置には気をつけないといけません。
失敗その2:ワックスを落とす量が少ない&押す位置が悪い
落としたワックスの量が少ない上に、はんこの位置をを右に押し過ぎて片方だけペラペラになってしまいました。押す前に上からしっかり位置を確認して出来るだけ真ん中狙いがいいです。
▼シーリングワックスと消しゴムはんこを使った封印(失敗例)の動画
ワックスを落としている途中で火がついたまま封筒に落ちてしまって大慌て。すぐに吹き消しました。ワックスの量が少なかったので火を消した後引きのばしてから水にぬらした消しゴムはんこを押しています。
失敗その3:ワックスが冷めてしまって立体がなめらか&ワックスが飛び散る
落としたワックスが冷めて固まってしまいそうになったので慌ててはんこを押しました。押した感覚もかたい感じ。しっかり押せないだろうな~と思ったら、やはり。失敗かどうかは好みの問題かもしれません。滑らかな感じになりました。これで飛び散りが無ければ使えるのにね。
失敗その4:ワックスの量が多すぎる&ススがついてしまった
右上の方に黒い部分があります。これは溶けたワックスに芯のススがついてしまったので黒くなってしまったのです。芯つきのシーリングワックスは、火を斜め上か平行にするとすす汚れがつきにくいようです。
ワックスを落とす量が多すぎると、はんこを押した後にムニュっと外へはみ出す部分がぶ厚くなってしまいます。
何度も試してみて、自分好みのやり方を見つけるのが一番。慣れれば簡単に出来ると思います。
一番上手くいった動画を載せておきます。参考にしてみてください。
▼シーリングワックス(芯あり)と消しゴムはんこを使った封印のやり方
どうしても失敗したくない時は、直接封筒にワックスを落としてシーリングをするのではなく、アルミホイルの上やクッキングシートの上であらかじめ作っておいて、両面テープで貼ってもよさそうです。
え~~~っ、すっかりシーリングワックスの使い方になってしまいましたが、消しゴムはんこを使っても問題なくシーリングは出来ることがわかりました。ワックスが少し冷めてから押せば大丈夫。消しゴムはんこは溶けません。
好きな消しゴムはんこを自分で彫って、シーリングに使ってみるというのも素敵ですよ♪
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