2016年10月1日土曜日

見切れ押し~大きな消しゴムはんこを小さなシールに押す楽しみ方

小さめのシールに大きな消しゴムはんこを押すのは無理だと思って、いつも小さなシールには枠におさまる小さな消しゴムはんこを使っていました。あの日までは。



地元の手づくり市で消しゴムはんこを押してオリジナルシールやポストカードを作るワークショップをやった時のこと。いつも出店者として一緒になる水引工芸の千手堂さんが、シールを作りたいと参加されて逆に教えていただきました。大きなはんこの一部だけシールに入るように押す見切れ押しを。



こんな感じで消しゴムはんこの一部分をシールの枠に入れて押すのです。これを見た時の衝撃ったら。

なにこれ、めっちゃ楽しいじゃない!!

見切れ押しも、はんこのどこを切ってどこを枠に収めるか、シールをどう並べて貼るかによって楽しみ方が変わります。見切れ押し、3パターンをご紹介します。

◆一部分だけシールに収める

これが一番単純です。消しゴムはんこの一部分だけにインクをつけてはみ出す部分には念のため要らない紙を重ねて押します。



大きなはんこだけでなく、小さなはんこをたくさん押す時にも使えます。ダックスフントがチラッとのぞいている感じがかわいいでしょ。



◆複数のはんこの一部をシールに収める

ふつうに押すとこんなに大きな金魚と水草の消しゴムはんこ。



これを小さなシールに収めます。はんこが大きいので、周りが汚れないようにぐるっと紙を重ねて押します。



ほらっ、完成。金魚が水草の陰から小さなシールの中をのぞき込んでいるように見えて素敵。



◆複数のシールに押して並べて貼る

これまではシール1枚を使ってでしたが、今度はシールを3枚使ってみましょう。1枚目はくじらの頭の部分、2枚目はお腹のあたり、3枚目はしっぽが入るように押していきます。



これを貼る時に並べてみると…



丸い窓越しに、海のクジラを見ているよう!

この見切れ押しはシールだけでなく、ミニカードにも使えます。先ほどの金魚と水草も、カードの端に見切れ押しをすると、金魚がメッセージを読み上げているようなメッセージカードが作れます。



大きな消しゴムはんこも、全体を入れるように押すとサイズが限られてしまいますが、こうやって一部分だけを使うと、大きさで制限されることがなくなる上に、とてもオシャレじゃないですか?




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