2013年9月18日水曜日

消しゴムハンコで作る パラパラ漫画風付箋

付箋を使っていてふと思いつきました。

消しゴムハンコをずらして押したら、パラパラマンガのように動き出すんじゃない?!」

さてさて、思いつきが本当に実現出来ますやら?実際に作ってみたものがこちらの動画です。ご覧ください。


動いてます!よね?

私、パラパラめくるのが下手で、見せたお友達からも、めくるのが下手すぎるとダメ出しが。ははは…。でも上手な人がめくると、スムーズに動いてくれます。

付箋にそのまま消しゴムハンコを押しているだけだから、もちろんそのまま付箋としても使えます。やってみて思わずニヤリ!簡単に作れますので、ぜひお試しください。

それでは消しゴムハンコで作るパラパラマンガの作り方、はじまりはじまり~。

■準備する道具
消しゴムハンコ
・紙用のインクartnic
・付箋
・要らない紙

消しゴムハンコは、車や飛行機、落ち葉など、動きがあるイラストを選ぶと楽しそうです。お手持ちのハンコに無かったら?簡単に作ることができます。『身近な道具で手軽に簡単♪ 消しゴムハンコの作り方』を参考に作ってみましょう。

ハンコ用のインクはたくさんありますが、紙に押すならやっぱりartnic。ハンコにインクをのせすぎたと思っても、それほどつきすぎずいい感じです。

要らない紙は、インクをつけたくない部分を隠してインク付けするという、ちょっとしたテクニックとして使います。



■作り方
上の動画のパラパラ漫画付箋を作りましょう。
消しゴムハンコの大きさが横長なので、付箋も幅が広い5cm幅を選びました。動きが細かいパラパラ漫画ほど枚数が多い付箋を用意します。

1.ハンコを押す場所を決める
付箋の下ギリギリだとパラパラめくる時に指に隠れてしまいます。下側は少し余白をあけておきます。

付箋の上には貼り付けるための糊の部分があります。パラパラめくった時に、上はどのあたりまで見えるのかをあらかじめ確認しておきます。


2.どんな風にハンコのイラストを動かしたいかを決める
今回は左向きの車なので、右側から左へ通り過ぎるように動かします。途中、エンストで一旦ストップするというハプニングも加えてみます。

3.ハンコを押していきましょう
1枚目は車の先っぽだけ見えるように押し、2枚目は1枚目と同じぐらいの高さで、車が1~2mmほど前に進むように、と、少しづつ左へ動いていくように1枚づつ付箋をめくりながら押していきます。


4.エンストの表現
車が真ん中あたりに来るようになったところで、エンストをおこして止めます。パラパラめくりながら動きを止めるため、ハンコを押す位置は、5、6枚とも大体同じ位置に押します。

止まっている間は車の後ろから吹き出しが出ているのはおかしいので、車体部分だけインクをつけて押します。

インクをつけたくない所は、要らない紙を挟んでスタンプ面にインクをのせます。こうすると、ハンコの一部分を消して押すことができます。ちなみに…、一般的に、消しゴムハンコのインクは押す面を上にして、インクを軽くたたきつけるようにポンポンつけます。

車のエンジンがかかり出す次の数枚は、吹き出しの部分も少しづつインクがつくようにして押していきます。

5.枚数が少なくなったら
最初のうちは付箋が分厚いので押してもインクが下につきません。が、押す枚数が増えてくると、はみ出して押した部分のインクが机についてしまいます。要らない紙を下に敷いて押していきます。

6.仕上げ
車が通り過ぎるまでハンコを押し終わったら、仕上げにかかります。付箋が余っていると、パラパラめくり終わった後に真っ白な状態が続くので、白紙の付箋は取り外してしまいましょう。

無地の付箋の1枚を外して最後の1枚の接着部分同志でひっつくように重ねれば出来上がりです。

このパラパラ漫画付箋はパラパラめくって楽しむことも出来ますし、素敵なハンコを押した付箋として楽しむこともできます。



今回はインクの色は1色で作りましたが、途中でインクの色を徐々に変えていくというのも面白そうです。秋には、落ち葉がハラハラ舞うというアイデアも風情があってよさそうです。

最後に、こんなメッセージパラパラ漫画付箋を作ってみました。


「ありがとう」の文字が少しづつ出てきて、最後はにっこり笑顔とハート付きの「ありがとう」で終わります。こんな付箋をちょっとした御礼代わりにお友達に贈ったら、きっと楽しんでもらえますよ。

消しゴムハンコに限らず、市販のスタンプでも動かしたい方向へ少しづつずらして押せば、簡単に出来上がります。パラパラ漫画付箋、おもしろいですよ。ぜひ作ってみてくださいね!




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