2015年5月19日火曜日

押し方に技あり!スタンプする時に重宝する綿棒の使い方テクニック

消しゴムハンコを押す時に、ちょっとしたところで便利使いができる綿棒。私にはものすごく役に立つアイテムなのです。

「これ、どうやって押しているのですか?」

と聞かれる時には、大体綿棒を使って対応しているんじゃないかな~。ここでは、そんな私の綿棒の使い方をご紹介します。

●頬紅代わりに

この使い方は、私がまだ消しゴムハンコを本格的に始める前にある消しゴムハンコ作家さんに教えてもらったやり方です。ピンクのインクを綿棒につけて顔の頬の部分にポンと綿棒で色をのせるといい感じで丸くピンクに色がのって頬紅をつけたように可愛らしくなります。


artnicインクを使う時は、色を濃くしたい時にはピンク色を、ふんわりうっすら色づけしたい時にはペダルピンクを使っています。

●指し色に

わざわざハンコで色づけをするほどでもないけど、ふんわりと色を足したい時にも活躍します。

お正月のお菓子、花びら餅のうっすらピンク色の部分は、ピンクのインクを綿棒につけて、白いお餅の上に少しぼかすようにして擦りつけています。

こちらは芍薬の花の中をピンク色で色塗りをするために使っています。ハンコを押して、上から色を重ねると、どうしても輪郭がぼやけてしまいます。輪郭をハッキリ出したい時には先にハンコを押したい大体の位置に綿棒でインクをのせてからハンコを押す方がぼやけなくていいですよ。







●ソフトタッチの木の葉

こちらは大きな木の幹だけを消しゴムハンコで作って、葉っぱを綿棒にインクをつけてポンポン叩いて表現しています。柔らかい葉っぱっぽく見えるでしょ。


新緑の季節は黄緑色に近いインクをメインにして、黄色と緑のインクを間に散らす。

夏の緑は葉色が濃くなるので、黄緑色から緑色までのインクを使います。

秋は紅葉。黄緑、黄色、オレンジの3色使いで、地面に枯葉が落ちたようにポンポンと色を散らしています。

冬は数少ない葉っぱが残っている感じに。

葉っぱの色って、インクの色を変えるだけで四季が表現できるので楽しいです。

●インクの細かい色分けの時に

ちょっとこの色を足したい!そんな時にも綿棒が役に立ちます。

こちらはキウイの消しゴムハンコ。最初に全体をインクをたたいてハンコの全面につけ、後から綿棒の先に黒いインクをつけて、真ん中の種の部分に黒インクをのせてから押しています。

消しゴムハンコ作家さんは色が違う部分は消しゴムハンコ自体を分けて作られる方が多いのですけど、このキウイは、なんとなく真ん中の種の部分が透けて黒く見えるところも表現したかったので、あえて一個で作っています。

このやり方は、押す度に真ん中の黒い部分のインクを拭き取ってから全面に緑や黄色のインクをつけないといけないので、数をたくさん押すのは面倒くさいんですけどね~。



でも、色が違うからハンコを色の種類だけ作るという手間からは解放されます。ハンコを分けて部品化すると収納する時にごちゃごちゃになって、「コレなんだったかな?」というのは消しゴムハンコ好きさんあるある?私だけかしら…。

実は同じ役割をする商品が販売されています。ツキネコ製のfantastix(ファンタスティックス)というもの。インクが入っていないペンで、ペン先にインクをつけて色塗りをするためのものなようです。



これをハンコに応用。私は、ペン先にインクパットのインクを少しつけて、消しゴムハンコの部分的に色を変えたいところに色をのせます。

ただ、一度色をつけるとインクが染み込んでしまいます。その色専用のペンとして使うのが一般的なのかな~。(私はそうしています。)こちらのペンタイプのものは、綿棒を使うよりインクの吸収量が少ないようですよ。


たかが綿棒、されど綿棒。消しゴムハンコを押す時にはかなり便利なので、道具の一つとしていつも側に置いています。ぜひ参考にしてくださいね。






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