メタリックインクは明らかにキラキラしているし違いは見るだけでわかる。ステイズオンとミディはサイズが違うだけ。じゃあ、ただのステイズオンとオペークの違いは?
最近やっと気がつきました。透明なのがステイズオン、不透明なのがオペークなんだ!カタログをよく読んだら書いてありました。どおりでミディで押すとぺったりとつかないわけです。しっかり色をのせたいときはオペークがいいね。高いけど。
さてそのオペークですが、このタイプはメタリックとともにインカーとスポンジのケースが別々についています。オペークのインクを出す時はまだいいのですよ。そんなに分離しないから。問題はメタリック!
私がメタリックのインクを最初に使った時に大失敗しました。そんな失敗をしなくてもいいように、念のためにこちらに目を通して下さいね。
インクの入ったプラスチックの箱を開けると、スポンジのケースとヘラ、インクのボトルが入っています。
ケースの裏側には使い方の説明が書かれています。
インクをよく振って、ボトルを45度の角度で持ち、パッドの片側に垂らして…。
説明書どおりにインクをセットするとこうなります。
説明書があるんですけどね、何が問題かというと、「よく振ってください」のよく振るというのがどれぐらい振ったらいいものかがわからないのです。オペークインクはいいのですよ、あまり分離しないから。
私が失敗したのはメタリック。メタリックゴールドを買って初めてインクをセットした時、しっかり振ったつもりでスポンジにインクを出すとオレンジっぽい透明色でした。
「あらま、ゴールドなのに銅っぽい色なのね…。」
と何の疑問も持たずにスケート靴へ私のかめマークのハンコを押したら、ちっとも金じゃない。やっぱりおかしいと思って、インクをさらにしっかり振って、もう一度出してみると、最初に出した時と全然違うじゃないですか!
写真の上がよく振ったつもりで振れてなかったインクの色、下がしっかりインクを振って中でちゃんと混ざって出てきたインクの色です。全然違うでしょ。
あちゃ~、こうなるのが正解だったのね。
革に押したらもうインクを落とすことはできません。残念だけどスケート靴の失敗は、すぐに拭き取ったのですけど汚れはそのまま。
2年経った今でもほら。左側の靴、失敗して拭い取った汚れまでカメの周りにうっすらと残っています。かなりショックな失敗でした。
これを読んだ方は、メタリックシリーズを買ったら油っぽい色が出なくなるまでこれでもか!というほどしっかり振ってから使いましょう。
あ、ちなみに、このインクパッドは中ふたをしてきっちりふたを閉めて保管し、次に使う時には固まったインクの上からインクをたらして伸ばし、しばらく置いてから使います。
これで大丈夫。
いいお値段がするインクですもの。使い方をよく知って上手に使いましょうね。
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