2013年7月10日水曜日

グルーガンと消しゴムハンコでシーリングスタンプ作り

ワタクシ、facebookなどのSNSをやっているのですが、作った消しゴムハンコのほとんどは写真をアップしてお友達に見てもらっています。この前、お手紙を送るのに封筒が寂しい…とふと思い立って作った、カメの封印消しゴムハンコ。



この写真を載せたら、「シーリング風なデザインでハンコを作るとよさそう」とアドバイスを頂いて、早速作って写真をアップ。すると今度は、消しゴムハンコ好きのお友達から「これ、グルーガンを使うと本物のシーリングみたいな物が作れるよ」とまたまたアドバイスが♪

そんな経緯で作ったものがこちらです。



「なかなかいいんじゃない?」と心の中でニヤリ。作り方はとっても簡単です。ご紹介しますね。

≪グルーガンで作る消しゴムハンコのシーリング≫

■準備する道具
・カラーのグル―スティック
・クッキングペーパー(くっつかないアルミホイル)


「グルーガンって何?」

手芸や木工なんかをされる方はご存じなのですが、あまり一般的ではありませんよね。私はお友達に教えてもらうまで知りませんでした。詳しい説明はよくご存じな方にお任せして、簡単に言うと、グル―スティックという棒状の接着棒を高熱で溶かして使う接着剤のことです。

溶かしたグル―は高熱のため、熱に強いクッキングペーパーを敷いて作業をすると、熱が冷めた時に出来上がったシーリングを剥がしやすいのでいいですよ。我が家のクッキングペーパーはちょっとしか残っていなかったので、くっつかないアルミホイルも代用品として使いました。

シーリング作りは全くの初めて!ということは、当然失敗はつきものだろうと想像。消しゴムハンコは最悪使えなくなってもいいように、実験用にバラの消しゴムハンコをひとつ作りました。

■作り方
  1. グルーガンはコンセントにさして温めておきます。グル―スティックが溶けだしてきたら、クッキングペーパーの上に中心から外側へ向かってぐるぐる渦を描くようにゆっくりと円を描きます。最初はこんもりと筋が入ったようになりますが、しばらくすると表面が写真のように滑らかになります。ハンコより少し小さ目の大きさにするのがポイントです。


  2. グル―スティックから溶け出した直後は、かなり高温で消しゴムが溶けてしまうのではないかという不安が…。写真のように表面がツルンと馴染むようになったぐらいで、消しゴムハンコを裏返してグルーに指で軽く押しつけます。

    この時に押す力が強いと、シーリングの底が薄っぺらくなってしまって失敗の元!消しゴムハンコの外側から溶けたグルースティックが少しはみ出す程度に軽く押さえるのがいいでしょう。グルーが冷めて固まってしまうと型押しが出来なくなります。実際に試してほどほどな熱さを感覚でつかんでみましょう。


  3. 消しゴムハンコを押しあてたまま、グルーが固まるまでしばらく放置します。固まってきたら、消しゴムハンコを持ち上げるとクッキングペーパーが底からサラっと外れます。斜めに持ち上げて外れなければもう少し固まるのを待ちます。


  4. 底のクッキングペーパーを外したら、次は固まったグル―から消しゴムハンコを外します。端からそっと剥がしていきます。

今回は透明、赤、茶色のグル―スティックで作ってみました。色を変えると、同じ消しゴムハンコを使っても雰囲気が変わって素敵です。シーリング風のイニシャルハンコを使ったものも一緒に作りました。めっちゃいい感じ♪

この大きさなら1本のグル―スティックで、4個ぐら出来ます。



■失敗作
最初はいろいろ失敗もあります。こんな風にならないように要注意です。

布の上にクッキングペーパーを敷いて作ったら…。消しゴムハンコを押しつける力で布の凹凸が底に写ってしまいました。


こちらは、消しゴムハンコを押しあてて型をつける時に、力を入れすぎて、底の部分が薄くなって消しゴムからはがす時に割れてしまいました。

こちらはヒドイ!
どうもグル―は色によって粘着度の強さが違うようです。茶色のグル―スティックは剥がす時に消しゴムハンコからはがれにくくて、バラの葉の中央に1本残しておいた葉脈が張り付いて取れてしまいました。

他にも消しゴムが張り付いてしまって取れたところが白く見えます。



シーリングに使う消しゴムハンコは、グル―にひっついて引っ張られても消しゴムから剥がれないように、彫る時に切込みを入れすぎないよう気をつけないといけませんね。

一度に量産してためておいたら、お手紙を出す時やラッピングにワンポイント!お洒落な贈り物を楽しめそうです。手作り雑貨のワンポイントにするのもいいですね。

さぁ、次はどんなシーリングを作ろうかな♪



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